11月2日は、栃木県鍼灸師会主催の生涯研修会と市民公開講座に参加してきました。
午前中は、産婦人科医の木佐美祥先生の講演会で思春期から更年期までの女性の心身トラブルについてとてもわかりやすく学ぶことができました。
午後は女性のライフステージごとのニーズと鍼灸というテーマで私達女性鍼灸師を中心にシンポジウムが行われ、私は、月経困難症の鍼灸というテーマでお話させて頂きました。
私自身も年齢的に更年期真っ只中という事もあり、数日前からは、身体の不調もあり仕事の合間に自分で鍼灸施術をして、翌日は、身体もすっきりとして臨むことができました。これも自分が鍼灸師であるからこその良さですよね。
当日、すべて終了した後からは、ここ数日間の不調は何だったのか?更年期とばかり思ってましたが、どうやらただ単に緊張感が身体症状として表れていただけだったようです(笑)
ご一緒させていただいた仲間達も、皆それぞれのライフステージの中に鍼灸師としてのポジションでお仕事されているのだなと、あらためて感慨深い気持ちになりました。
今秋、女性フォーラムの学習会でも同じく更年期障害がテーマの学習会がありました。
講師は、泉州統合クリニック院長の産婦人科医の中田英之先生でした。(日本東洋医学会所属でもあり、漢方専門医です。)お話の中で、いかにその方のライフスタイルや生活習慣、家庭や職場の環境が大きく影響しているのか、腑に落ちる内容でしたので、一部ですがシェアさせて頂きますね。
一般に言われる更年期症状のすべては、「結果」としての症状であり、どのような理由でその結果に至ったのかを知ることが大切であること。
それぞれの症状には、別の背景があり、たまたま閉経前後にこのような症状が出たという事であって、全てを閉経やホルモン減少と結びつけることは間違い!
先生のご経験からは、実際は、女性ホルモンの低下が原因の患者様は20%ほどだそうですので、これには、私、一番驚きました。
更年期症状で代表的なホットフラッシュは、結果として気が上がり、熱がこもりのぼせることですが、冷えが原因で反射的にびっくりしてホットフラッシュが起きるわけです。でも30代や60代でもそのような人は沢山いるわけです。
更年期のポイントとしては、どんな人も脾と胃(消化器系)を整えることと冷え対策として半身浴や足湯をすることだそうです。(特に足湯はおすすめで、42度くらいの熱さで上半身に毛穴が開くまで)
この点に関しては、私自身が普段から患者様にお伝えしている事と同じでした。どのような患者様にも食生活の大切さと冷え対策のアドバイスをし、そして鍼灸で冷え取りと消化器系をまずは調整していくことを一番にしています。
胃腸を労わりつつ冷え対策に気を配り、ストレスをため込まずに、ご自愛が一番大切なのでしょうね!
少しでも、皆様のお役に立てましたら幸いです!

