こんにちは

先日、女性鍼灸師フォーラムの学習会に参加してきました。

7月とは思えないほどの冷たい雨の降る東京でした。佐野より寒いのには驚きました。

筑波技術大学名誉教授の形井秀一先生のお灸の世界の講座でした。

実技で冷えた身体もお灸でほっこり温まりました・・・

お灸は、日本の伝統文化であり、古くから受け継がれてきた日本の風習の一部なんだとあらためてその良さに気が付いたように感じました。

松尾芭蕉の奥の細道の中に、足三里に灸すえるの文面にもあるように、旅に出るときに灸をすえる行為は、日常的であり日本の文化なんだと・・・

よもぎの栽培からもぐさの製造工程ま、詳しいお話を聞いて、受け継がれてきた職人のわざのすばらしさと日本のもぐさの伝統をますます痛切に感じました。他国とは違う日本のもぐさのよさ、独自に発展してきた日本の灸のすばらしさをあらためて感じた講座でした。

そして、そのお灸の伝統文化も年々薄れ、灸を知らないし、施灸体験もない日本人が、ここ近年多いことに残念に思います。

灸を知らない方々にも、灸師としてその良さを多くの人に広めていきたいですね。

お灸教室、もうしばらく、お待ちください~